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授乳期の乳房管理と乳がん

授乳期の乳房管理と乳がん

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授乳期は乳腺が張っているために、乳汁がうっ滞するとしこりを感じてしまうことがあります。

こうならないようにするには、乳房管理が必要です。正しい授乳方法を覚えましょう。

(1)SMC式産褥乳乳房管理法

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桶谷さとみ氏により考案された方法を諏訪マタニテイクリニックが改変したもの。乳汁うつ滞にはきわめて有効です。

乳房の下に手を置いて胸壁から乳房を引き寄せ、引けあげて、乳房の伸縮性を保ち、乳輪直下の乳管洞にたまっている乳汁を搾る方法。

(2)アップルバウム法

a 両手で乳房をしっかり取り囲み、そっと持ち上げる。

b 片方の手で乳房をしっかり支え、他方を離す。
c 離した方の手の母指と人差し指で乳輪の縁の上から、胸壁に向かって押し付け、あらゆる方向から圧迫する。

この他にもいくつか方法はありますが、上記のいずれかがよいでしょう。

 

ここで注意が必要なことは、本当は乳がんなのに乳汁うっ滞によるしこりと間違えられて治療が遅くなることや、マッサージ゙を受けたことによりリンパ腺 に転移を起こしてしまう症例があることです

授乳中にこのようなしこりを感じたら、専門医の診察を受けましょう。